吉富駅 (京都府) (Yoshitomi Station (Kyoto Prefecture))
吉富駅(よしとみえき)は、京都府南丹市八木町にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線(嵯峨野線)の鉄道駅である。
駅名電略は「フチヨシ」。
ICOCA・Jスルー利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)であるが、Jスルーカードについては、簡易改札機による対応のため複数枚の処理不可。
また福岡県築上郡吉富町の日豊本線にも吉富駅 (福岡県)が存在する。
駅構造
相対式2面2線のプラットホームを持ち行違い設備を有する地上駅で、無人駅である。
駅舎は地元の郵便局との合築となっており、1番のりばに面している。
反対側の2番のりばへは跨線橋で連絡している。
自動券売機設置あり。
自動改札機は簡易式。
かつては現在地より踏切を挿んだ北側の園部寄りに1面1線の無人駅とホームが延びていた。
しかしながらそのホーム有効長は極端に短く、普通列車でも時間帯によっては通過する列車があった(これは並河駅や高津駅 (京都府)、それに淵垣駅も同じであった)。
民営化の後、行き違い設備を整備するために移転したのが現在の吉富駅の基になっている。
駅舎側の1番線が一線スルーのため、通過列車及び行違いを行わない停車列車は上下線とも1番線を通る。
反対方向からの通過列車と行違いを行う停車列車は、上下線とも2番線に停車する。
停車列車同士の行違いの場合は、京都方面行(上り)が1番線、園部方面行(下り)が2番線に入る。
利用状況
2006年度の1日あたりの乗車人員は約326人である。
(京都府統計書より)
駅周辺
国道9号
京都縦貫自動車道八木西インターチェンジ
吉富郵便局(合築)
京都府道451号吉富八木線
日本ミルクコミュニティ京都工場
歴史
1935年(昭和10年)7月20日 - 日本国有鉄道の駅として開業(旅客営業のみ)。
1941年(昭和16年)8月10日 - 休止。
1951年(昭和26年)10月1日 - 再開。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、JR西日本の駅となる。
隣の駅
西日本旅客鉄道
■嵯峨野線(山陰本線)
■快速・■普通
八木駅 - 吉富駅 - 園部駅